【冬に向けて準備OK?】
こんにちは、スタッフの三宅です😀
☃️冬に向けた身体の準備、できていますか?
11月に入り、朝晩の空気がぐっと冷たくなってきましたね。
秋といえば“スポーツの秋”。
先日、高校サッカーの試合観戦に行きました!
久しぶりに見る選手たちの成長に胸が熱くなり、試合終了後には思わずウルウル…。
やっぱりスポーツは心を動かします…!!
そしてもうひとつの秋といえば、“食欲の秋”。
おいしい食材が並び、自然と食欲が増す季節ですね。
東洋医学的に見ると、これは“気(エネルギー)”と“血(栄養)”を蓄えるための自然な反応です。
ただし、夏の間に冷たいものや糖分を多く摂っていた人は、胃腸の働きが弱ったまま秋を迎え、「食べても消化しない」「食後に眠くなる」「体が重だるい」といったサインが出てくることも。
この時期は、夏の疲れが抜けきらないまま朝晩の冷えや乾燥を感じ始める季節でもあり、身体が次の季節へと変化していく大切な時期です。
この変化にうまく順応できるかどうかが、冬を健康に過ごせるかの鍵となります。
そんな時期を乗り越えるためのおすすめの方法を紹介しますね!
🍁東洋医学から見る「秋」と「冬」
東洋医学では、秋は「肺と皮膚」、冬は「腎と骨」が深く関わるとされています。
つまり、呼吸器系のケアや乾燥対策、そして冷え対策と身体の土台づくりがこの時期のテーマです。
最近こんな不調はありませんか?
- 喉がイガイガする
- 肌が乾燥する
- 手足が冷える
- 寝つきが悪い
- 気分が落ち込み気味
これらは、東洋医学でいう「気」や「血」、「津液(しんえき:体の潤い)」の流れが滞っているサインかもしれません。
冷えや乾燥で呼吸が浅くなると自律神経も乱れやすく、肩こり、睡眠の質の低下、全身の巡りの悪さにつながります。
♨️おすすめのケア
そんなときのおすすめのケアは、まず“温める”ことと“ゆるめる”こと。
たとえば、背中の肩甲骨の間(「風門(ふうもん)」というツボ)を温めると、冷えによる風邪や肩こりの予防になります。
※風門:第2胸椎棘突起下、脊柱から外方1.5寸
また、お腹の「関元(かんげん)」や「気海(きかい)」というツボを温めると、内臓の働きが整い、全身がポカポカしてきます。
※関元:臍の下3寸
※気海:臍の下1.5寸
夜はシャワーだけで済ませず、湯船にゆっくり浸かるのもおすすめです。
ホッカイロを背中やお腹に貼るのもおすすめですよ。
そして意識したいのは、深い呼吸を取り戻すこと。
忙しさやストレスで無意識のうちに浅くなりがちな呼吸をリセットしてみましょう。
浅い呼吸は自律神経の乱れを引き起こし、肩こりや冷え、睡眠の質の低下にもつながります。
鼻から吸って、ゆっくり口から吐く――それだけで、肺の働きを整え、気の巡りをスムーズにしてくれます。
朝起きたときや運動前後に、3分だけでも深呼吸を習慣にしてみましょう!
🍐秋は“白い食べ物”で肺と大腸を整える
東洋医学ではこの時期、白い食べ物を意識すると良いといわれています。
これは「五行説(ごぎょうせつ)」という東洋医学の考えに基づいたものです。
自然界のすべては「木・火・土・金・水」の五つの要素で成り立ち、季節や臓器、色に対応しています。
秋はその中の「金」にあたり、色は白、臓器は肺と大腸が担当。
つまり、秋は“白い食べ物で肺と大腸を整える季節”なのです。
喉の痛みや咳、便秘、肌のかさつきなどは「潤い不足」のサイン。
そんなときにおすすめなのが、体に潤いを与える白い食材です。
大根・れんこん・梨・山芋・豆腐・白ごま・はちみつなどは、肺を潤し、喉や肌を守り、腸の働きを整えてくれます。
日々の食事に、少し白い食材をプラスしてみましょう。
🏃冬に向けて、“整える時間”をつくる
季節の変わり目は、無理をせず、少し立ち止まって自分の身体の声を聞くチャンスです。
冷え、疲れ、寝不足、肩のこわばり…。そうしたサインを見逃さず整えていくことで、冬の不調を大きく減らすことができます。
ストレッチやトレーニング、そして食事で、バランスよく冬に向けての土台づくりをしていきましょう。
時には鍼治療やボディメンテナンスも取り入れながら“整える時間”をつくることをおすすめします。
冬を軽やかに迎えるための準備は、今がベストタイミングです!!